協会概要

近年ますます必要性が高まっているストレスマネジメント。優良エクセレント企業や強い組織には、健康経営と健全運営が不可欠な要素になりました。 経済環境は日に日に企業競争が激化しています。スポーツの分野においても、早い時期から高く強いメンタルが求められ、学歴社会も低年齢層にまで影響しています。
このような状況は、精神的なプレッシャーを過度に与えたり生活環境を激変させてしまいます。それにより心の闇が一層深まり、潜在的な能力が発揮できないという悪影響をもたらします。
また、世界の行動経済学は「感情」で動くことが中心的なテーマになっています。
感情、つまり“エモーショナル”を科学的な要素によって高めることで、長期的で継続可能なマインドフルネス(=心が穏やかで安定している状態*WHO(世界保健機関):健康の定義の2つめ)と、理想的なセルフコントロール(自己管理)能力が高まります。「意識」である“コンシャスネス”と“マインド”もこれからますます研究が進む分野です。私たちはこの領域に深く関わり、日常の仕事やライフスタイルに活かせる情報や知識を提供し、人材の育成にも貢献できる組織を目指し一般社団法人EQ R&D協会を設立しました。
*肉体的、精神的、社会的

コンセプト

洗練された人間形成と優れた自己管理を可能にするエモーショナル育成と健全なコンシャスネスの強化をテーマに最新の脳科学や行動経済学、心理学など広範囲に及ぶ内容をわかりやすくシンプルな実践型プログラムの提供。

ビジョン

どんな状況や環境でも、肉体的な健康と精神的な強さを維持できる状態に。また、情熱的で自信と誇りを持って何事にも取り組める行動的な状態にも。さらに知的で社交的であり外交的な側面も強化し、いつでも・どこでも・だれとでも・どんな状況でも最高のパフォーマンスを発揮できる状態の維持を目標に、人間関係・健康・仕事・経済・時間などの分野で最高のパフォーマンスが発揮できる状況認識力と行動力を高めるプログラムの提供だけでなく、コミュニケーション能力・目標達成力・積極的な思考力を高めるワークの開発や発展に取り組むことで、社会に貢献していきます。

当協会が考える健康経営

時代によって優良企業の基準も変化しています。過激な企業間競争における最大のポイントは「人材」にあります。一人一人の人材が、組織となって機能します。これはスポーツの組織においても同じような状況を作りだします。 企業において、人材が「資産」と考えられていた時代もありました。しかしながら、現在の状況からは資産という概念はなくなっています。経営における人材は資産から「コスト/費用・経費」という考え方にシフトしています。コストをいかに抑えるかが、企業にとっての最大で最優先事項のひとつとなっています。このコストは「人件費」という項目で処理されています。そのためこの人件費に相当する人材に予算を使って『健康経営』を行うことは、更なるコスト負担と考える経営者や企業が少なくありません。しかしながら、長期的に見て生産性や効率性から判断すると、この人材に投資する健康経営こそが、これからの企業にとっても最優先で最大のポイントであることはほぼ間違いのないことです。 人材と“健康”への投資や出資は、一時的にコストとなる可能性はありますが、その見返りは企業にとっても非常に大きなものとなります。この健康経営については、結果的にES(Employee Satisfaction)と呼ばれる従業員満足度を大きく高めることになり、企業が直面している人材確保の問題にも良い影響を出すものと考えています。

組織概要

名称一般社団法人EQ R&D協会
設立2019年2月22日
代表理事吉川 亮
事務局本部:東京都千代田区麹町1-6
支部:大阪市中央区南船場4-8-8
E-mail:support@eqrd.jp

理事紹介

代表理事

吉川 亮

関西大学経済学部卒業。大学在学中は、スケート部に所属。日本では屈指の有名強豪選手が大勢いる環境で大きな刺激を受ける。卒業前に就職活動をするものの、多様な価値観の存在に興味や好奇心を持ち、海外旅行を重ねて日本との共通点や日本との相違点を探究。多くの研修やセミナーにも参加して特に、健康と経済に関心を持つ。健康と経済の両面に大きく共通している『メンタル』と『ストレス』を科学的に取り組むことに非常に興味を抱き、出資面、運営面、実働面などで専門分野の人材をマッチングすることで、一般社団法人EQ R&D協会を設立。独自のプログラムを開発することでスタートアップ起動。

専務理事/特別講師/メディカルアドバイザー

笠木 伸平 医学博士・みなと元町内科クリニック院長

内科学会指導医・リウマチ膠原病専門医
神戸大学医学部卒業。大学時代はヨット部に所属。 現在、オリンピックヨット選手強化チーム指導。 大学卒業後は、内科医師とリウマチ膠原病専門医としてとして病院勤務。 2011年から2014年まで、既に100人以上のノーベル賞を受賞者を輩出し、年間予算3兆円以上の予算を使う世界最大の医学研究所であるアメリカ国立衛生研究所(NIH)に特別研究員として従事。NIHでは、複数の研究を担当。その中でも特に、新しい免疫の治療法の開発に従事することで、副作用を少なくする免疫抑制療法の研究で特許取得。帰国後、4年間副部長として神戸大学医学部付属病院検査部に勤務した後、2018年神戸にみなと元町内科クリニック開業。

理事/フィジカルアドバイザー

服部 俊亮

名古屋商科大学経営学部。小学生から野球に取り組み、EQ教育を受ける。非常に優れた高い身体能力に大学時代には社会人やプロ野球のスカウトからも注目される中、プロ野球選手を目指し、アメリカのフロリダ州にある世界最大のアスリート養成施設IMGアカデミーへ留学。複数のスポーツ競技とスポーツだけではなく、学業支援やトレーニング、代理人による交渉など、アスリートの環境面があまりにも違うことに大きな衝撃を受け、物質的な支援と精神的な心理面での支援、カウンセリングなどのサポート、栄養学や運動生理学なども世界最先端の設備と実績のあるアスリートの指導やコーチに魅力を感じる。また、並行してアスリートの引退後の生活に注目して、第2、第3のライフプランニング、特に経済面における情報と知識の不足を強く認識してサポートしている。現在はパーソナルトレーナーも行っており、肉体面の改造と強化において、個人個人のレベルに合った適切な指導が人気を呼んでいる。